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日本人が悩む・・・限定の意味の【只】と【只有】の使い方
日本人が悩む・・・限定の意味の【只】と【只有】の使い方
エッセイ(【人生】辛い日々(很难过的时光) | English & Chinese Lab (english-chinese-lab.com))の中で、「犬と過ごしたのはたった4か月でした」と言う時、我只跟它一起度过了4个月的时光。このように書いていますね。 実は最初、私は「我跟它一起只度过了4个月的时光」と書いていたので、先生から訂正いただいたのですが、
◆主語+只+動詞+目的語 : この「只」は目的語を修飾します
そしてここがポイントですが「只」を修飾するのは目的語の中でも、 「形容詞(=少し)」「数量詞(=1つ)」「時間詞(=金曜日)」などの部分を修飾するのです。 只修饰的是形容词、数量词、时间等等。
この文章の「只」は、「4か月の日々」とくに「4か月」を修飾しています。つまり「たった4か月」という意味です。 这个句子“只”修饰的是“四个月的时光”,其实也可以说修饰的是“四个月”。
例文を出します。 ・我只会说一点儿汉语。 私は中国語を少しだけ話せます。 ※この場合の“只”は、「少しの中国語」という目的語、その中でも「少しだけ」という部分を修飾します。 “只”修饰的是“一点儿汉语”,其实就是“一点儿”。
次に、「只有」の紹介に入ります。
・只有我会说一点儿汉语。 (私だけ、中国語が少し話せます)
“只有”は「私」を修飾しています。「只」は副詞なので、直接名詞を修飾することはできないので、“只有”の形になります。 “只有”修饰主语“我”,因为“只”是副词,不能直接修饰名词,所以要用“只有”。
ここがよく間違えやすいと思われる点なのですが、 主語+動詞+只有目的語 の形にしてしまいませんか? これは間違いなんです。
基本的に、「只有」は主語を修飾するのですが、主語以外は、時間詞(今日、来週とか)、話題など名詞を修飾します。 其实除了“主语”以外,修饰时间、话题的时候,也要用“只有”。因为这些词都是名词。
例:只有明天我休息。私は明日だけ休みです。 ※“只有”は“明天”を修飾しています。
例:明天只有我休息。明日は私だけ休みです。 ※“我”を修飾しています。 |