英語

ホーム>英語>エッセイ
エッセイ

🌸【人間関係】「愛は盲目」「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」は表裏一体

私は、「愛は盲目」と「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」は表裏一体だと思っています。

“Love is blind” and “He who hates Peter harms his dog” are two sides of the same coin, I think.

 

「愛は盲目」とは好きになった人は、すべて良く見え、一方「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とはいったん誰かを嫌いになると、その人が持っているものまで嫌いになるという意味です。

(日本語だと、坊主が嫌いになるとその人が着ている袈裟まで嫌いになるという表現で、英語だと嫌いになった人が飼っている犬まで嫌いになるという表現です。もっと言うと他の人が飼っている犬まで嫌いになるかもしれませんね。)

The first quote means that a person in love can see no faults nor imperfection with the person they are in love with. On the contrary, the second quote means that if someone hates someone, even his dog is annoying to the point that he’ll hate the other person’s dog as well.

 

私もかつて、誰かを好きになった時、その人がすることがすべて愛おしかったですね。顔の皺でさえ、好きでした。でも一度嫌いになるとすべてが変わり、かつては大好きだった笑顔まで嫌になりましたね。

As for me, I once had a person I loved so much that everything he was, and everything he did was so endearing. I even love his wrinkles. However, when I started to hate him everything changed and even his once beautiful smile looks so horrible I hate it.

 

職場でも同じことが言えます。以前職場でとある女性が嫌いになりました。そうすると、足音までイライラするようになりましたね。彼女の話声が聞こえてくると、さらに腹が立ちました。

This is true as well at my work, I once hated a colleague that even her footsteps sounded annoying. Listening to her talk was more annoying.

 

もし私が彼女のことが好きで、良い同僚として慕っていたなら、これらは一切気にならなかったでしょうし、ひょっとしたら話声が聞こえたら、私もその会話に加わって更なる交流を図っていたかもしれません。

However, I think if I’d like her and considered her as a good colleague, those things might not have bothered me at all. I’ll probably join the office conversation to communicate with her better.

 

ですから、私は「好き」と「嫌い」は紙一重だと思っています。

So, that’s why I feel like “There is a fine line between love and hate.”

 

さて、「愛」の反対は?についてお話したいのですが。

Now, I’d like to talk about the opposite word of “love”.

 

「好きと嫌いは紙一重」だとすると、この二つは似た意味だと言えます。唯一違うことは、感情の方向ですね。「好き」はその人の好きな部分に意識が行きますが、「嫌い」はその人の嫌いなところに意識が行ってしまいます。

If we are going to follow the idea that “there is a fine line between love and hate”, then we might be able to conclude that these two have a similar meaning. The only difference is it’s directed differently whilst love is focused on what you like about the other person, hate may be a form of attention to what you don’t like about the other person.

 

つまり、「嫌い」は「好き」の反対語ではない・・・と言えそうですね。

Thus, we can say that hate isn’t love’s opposite word.

 

私としては、「無関心」こそが、「好き」の反対ではないかと思います。

In my opinion, the opposite word of love is indifference.

 

「無関心」というのは、その人が何を好きかなど気にならないし、気にしません。「好き」という感情は相手が気になる行動ですが、無関心というのはこの「気になる」ということがありません。

Because we don’t care enough about the other person to look into what they might like or love. If love is caring, then indifference is the lack of caring.

 

では「嫌い」についてですがその人の気に入らないことに十分意識しています。つまり気になっています。

With hate, you are still interested enough to care about what you don’t like about them.

 

聞いたことがあるのですが、嫌いだと思っている人と、自分自身の中で嫌いだと思っていることが似ていることもあるらしいですよ。

Some people even say that what we hate about the other person might be what we hate in ourselves as well.

 

~単語~

・He who hates Peter harms his dog:(直訳:ピーターが嫌いな人は、ピーターの犬を傷つける)坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

・ two sides of the same coin:紙一重

・to the point that~:~に至るほどの、~に達する

— to the point that~の類語について–

※「to the point」:要領を得た、的を得た という使い方もできるようです。

例) She doesn’t want to waste any time, so she got right to the point.

彼女は時間を無駄にしたくないので、単刀直入に言いました。

 

例) His breakup speech was to the point.

彼の別れ話は的を得ていた。

・endear【ɪndíɚ】他動詞:~を愛おしいと思わせる

※endear+oneself+to: ~に慕われる、好かれる

・whilst【(h)wὰɪlst】接続詞=while のformal版

・indifference 【ɪndíf(ə)rəns】不可算名詞:無関心

【indifference】が「無関心」の意味になるのは、なせ??

“difference”の意味は「違い」「相違」ですね。では”indifference”(in+difference)がなぜ「無関心」になるのか、疑問でした。

 

いろいろ調べたのですが、結論から述べますと、

in(否定)+different(異なる、違う) で「違いがない」→「どうでもいい」と解釈できるからだそうです。

 

例えば、

It makes no difference whether he comes or not.

彼が来ようが来まいが違いはない → 彼が来ようが来まいがどうでもいい

 

このように「どうでもいい」つまり、無関心という意味になります。

 

さて、これを踏まえて、好きの反対語は、「彼が何をしようがどうなろうが違いはない=どうでもいい」ということになるのですね。