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エッセイ

【人間関係】他人の不幸を願うと、自分に返ってきます(人を呪わば穴二つ)

「なんであいつが出世を?」「私を騙した彼がなんで幸せな結婚を?」なんて心に恨みの気持ちが湧いてしまう人もいるでしょう。

でも「恨み」で「恨み」がなくなることは、ありません。その恨みの取り扱いについて、エッセイにまとめました。

題目:如果你想诅咒别人,幸灾乐祸的话,结果就是害人终害己

 

人は時には誰かを憎み、不幸になればいいのにと思うこともあるでしょう。例えば、自分を虐めた人、自分から巨額のお金を騙し取った人、浮気をして自分の人生を狂わせた人・・・

很多人可能都有怨恨、诅咒别人的经历吧。比如说,欺负了我的人呀、骗我很多钱的人呀、出轨后把我的人生搞得一塌糊涂的人等等。

 

だからといって、その人を呪ったりすると自分に跳ね返るということや、その腐った人のことを考えてばかりいると自分の貴重な時間が無駄になるということは、みんな知ってるものです。

他们都可能知道诅咒后害人终害己,并且,考虑那个坏人只不过是浪费自己的珍贵的时间而已。

 

でもこの世は綺麗ごとばかりでは生きられないですね。なんとか恨みを晴らしたいものです。ですが「方法」が大事です。悪人を罠に陥れるとか、騙して仕返しをするなんて、賢いやり方でもないですし、上品でもないですし。

其实,我们都不能只活在美丽的世界里。我们想复我们的怨恨吧。但是怎么做才是很重要的事。我们绝对不会陷害心黑的人,也不会骗坏人复仇。这些方法不是很聪明的做法,也是没有品味的。

 

こういう卑劣な人に仕返しをする一番の方法は、「自分がその人たちより幸せになること」です。

怎么报复这些狡诈的人呢?最好的方法是,最好的方法是让自己成为更幸福的人。

 

どうしたら自分がもっと幸せになれるか、正当な方法で幸せになることに一生懸命になると、恨みや憎しみも消えていくものです。前向きな生き方こそ、これからの人生に大事ではないでしょうか。

正确的方法会让我们的人生变得更幸福。然后仇恨的心情会越来越会消除吧。仇恨等消极的心情不能解决什么问题。对我们的未来,不管任何事,正面思考都是很重要的。

 

~ポイント~

~「経験」の中国語は「经历」?「经验」?~

・经历【jīnglì】

①名詞:経験 

②動詞:経験する

 

・经验【jīngyàn】名詞:経験

※動詞はありません

 

「经历」は自身で見たこと、行ったこと、食べたことなどの体験したことを指し、

一方「经验」は実戦で得たことまたは経験を積むことで得た知識、個人の考え方や技能(スキル)を指します。

经历指的是自己亲身见过呀、做过呀、吃过等体验过的事情。
另一方面,经验指的是从实践中得到的,或者从累积的经历中得到的知识、个人的想法或技能。

 

※ここが日本人がよく勘違いしやすいところなのですが、「经验」は名詞しかありません。動詞としては使えません。

少々混乱しますね。特に日本人は日本語の影響を受けるので、混乱しやすい部分です。

“经验”不可以用作动词,只能用作名词!!这个部分很容易混乱,特别是日本人受日语的影响,更容易混乱。

 

・「光+做~」~ばかりしている

このイディオムは、「~ばかりしている」行為に対して、「~ばかりしてたら、良くないよ」というニュアンスが含まれる語気です。

例:他回家以后躺在沙发上看手机,什么也不做。

(彼は帰宅後はソファーの上で携帯を見てばかりいる)

 

例:这个孩子每天想着玩游戏,学习一点儿都不认真。

(この子は毎日ゲームで遊んでばかりいて、全然真面目に勉強をしない)

 

・「报复」は仕返しをする、という動詞ですが最近、「报复性消费」という単語を目にしましたので、ご紹介です。

 

直訳は「リベンジ的消費」で、(コロナなど)何かしらの原因で一定期間買い物ができなかったが、突然買い物ができるようになり、爆買い(狂ったように、制御することもなく買うこと)する様子を言うようです。

因为某些原因一段时间不能购物,突然可以开始购物以后,变得很疯狂地没有节制地购物。