英語
【文法が大事!】go to homeがなぜダメか?-homeとhouseの違いも分かりますか?-
学生のころは、前置詞や冠詞を付けずに“go home”なんて暗記したものです。
しかし、a houseと加算名詞に対して、homeは?と疑問に思ったことはございませんか?
今日はこの「home」についてご説明します。
—————————————————————-
「home」は副詞で「家へ・家に」という意味です。(※「house」は可算名詞です)
名詞ではなく副詞です。
ですから、「house」は「家」に対して、「home」は「家へ・家に」と
動詞を修飾する形になります。
同じような副詞としては、
there(そこへ・そこに)
here(ここへ・ここに)
somewhere(どこかへ・どこかに)
anywhere(どこにも・どこかに・どこへでも)
abroad=overseas(海外へ・海外に)
upstairs(上へ・上に)
downstairs(下へ・下に)
downtown(町へ・町に)
right(右へ・右に)
left(左へ・左に)
などがあります。
副詞の意味が分かったので、もう一度考えてみますと、
go to homeとすると、
go(動詞:行く)+ to(前置詞:~へ)+ home(副詞:家へ) =「家へへ行く(家にに帰る)」 このような不自然な意味になるのですね。 ですから、”go to home”は間違いです。 |
最後に、ご参考までに例文をご紹介します。
1. I once have been there three times.
かつてそこに3回行ったことがあります。
2.Please come here as soon as possible.
できるだけ早くここに来てください。
3.I think she has gone somewhere.
彼女はどこかに行ったと思います。
4.During the summer vacations, I didn’t go anywhere.
夏休み、どこにも行かなかった。
5.I had worked abroad a couple of times.
数回、海外で働いていた。
6.I had studied overseas for more than 1 year.
1年以上海外に留学しました。
7.I just came upstairs, but I forgot why I came here.
ちょうど今上に上がってきたけど、ここに何をしにきたのか忘れた。
8.She went downtown for shopping alone.
彼女は一人で買い物しに町に出かけた。
9.Just turn left, then you will see the shop.
ちょうど左に曲がると、その店が見えますよ。